堺市北区の訪問介護 あずさケアステーション

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管理者

西脇 幸豊さん50代・主婦

介護の世界に入られたきかっけは?

2人の子供が通っていた病院があって、その中でボランティア団体みたいなんやってはってね。子供会を作ってたり、寝たきりの人を連れ出してお花見に行くとか。そのお手伝いをすることで、すごい共感して感動して、それからそういうボランティア活動を続けていく中で、「あっ、なんか自分にあってるかな」って思うようになりました。

ヘルパー資格の取得を誘われたんですが、当時取りに行く所がたまたま遠かったんですよ。で、しばらく違う仕事をしてました。

それから、ヘルパーの仕事をやっぱりやってみようかなと思って、最初に3年勤めて。その後に子供が通っていた病院に7年勤めました。そして独立して今に至っています。訪問介護はトータルで13年ですね(2017年現在)。

あずさの前身である「つなぐ」を立ち上げた経緯は?

病院での環境にちょっと不満でありまして。介護保険の制度にのっとって仕事をすすめていかなあかん、というのは分かってるんですけど、もうちょっと利用者さんに寄り添ったサービスができないかな、という自分たちの想いを実現させたいと思って。

やっぱり経営していかなあきませんからね、会社の主張はごもっともなんですけどね。
自分たちは、現場がもともと好きで、利用者さんとふれあうのが好きだから、その仕事を選んでるんだけど、でもやっぱり、経営面も考えていかないとその仕事すらできなくなる、というのは頭ではわかってるんですけどね。

でもちょっとでも自分たちの思い通りというか、利用者さんにもうちょっと寄り添って、何かできるんじゃないかと、もうちょっとしたいな、というのがあって。

管理者 西脇 幸豊さん

あずさケアステーションにつながる経緯は?

数人でステーションを立ち上げたはいいものの、みんなそれぞれ事情ができて、順番に退職していって。で、もうこれじゃ、私一人じゃもうとてもじゃないけどできないというので、もう閉めざるおえない状況になりました。

そしたら、息子が立ち上げるて言ってくれたので、そのまま利用者さんにも迷惑かけることなく、働いてくれてはるヘルパーさんにも迷惑かけることなく移行できるので。

管理者というお仕事は、1日の流れ的はどんな感じですか?

サービス管理責任者の業務と、さほど変わりはないと思うんですけど。全体的にやっぱり管理する、サ責さんをはじめ、登録さんの管理だとか、あと経理面のことを考えてシフトを組んだりだとか、そういったところですかね。

登録ヘルパーの方が初心者の頃に、西脇さんにいろんなことを教えてもらったとおっしゃっていました。

本当に同行も丁寧にやっていますし、初心者の方にも本当に不安がなくなるまで、ついていって。
手本を見せて、やってもらって、また見てもらって、やってもらって、とか。ほんとに不安なく行けるように。

やりがい的なところはあります?

やっぱりヘルパー会議やったときなんか、みんなの様子がよく分かりますやんか。
個々に話しててもそうですし、ヘルパー会議になってもヘルパーさん同士も仲良くしてくれる、同じことに共感してくれる。で、まあ暴走する人も少なくいけてるかなと思うんですね。

情報を共有できる場所って言ったら、ここでヘルパー会議月一回ぐらいしかないんですけどね。もっともっとやっぱり、管理者とサ責が事務所におれる時間があれば、登録さんも「あっ、今日はいてるな」と思ったら、入ってきてくれはるし。そしたら自転車が止まってたら、「あっ、誰かいてる、なら入ろかな、私も入ろかな」とそういう職場でいたいし。そのヘルパーさんが顔を合わせた時も、和気あいあいと、お話しながらおれるような環境で今あるから、いいんちがうかなっと。

雰囲気ほんとに良くなっていると思いますね。

団地

管理者として大切にしていることはありますか?

やっぱり人ですよね。働いている方もそうですし、利用者さんもそうですし。大切にしないといけないことって、たくさんあると思うんです。やっぱり自分の気持ちが落ちてしまったら、それってすごい伝わってしまうから。

やっぱりあずさという看板を背負ってる、制服着て走ってるから。誰が見てるかわからへんというのがあるから、常にちょっと気をつけるようにはしてるんですけどね、自分自身はね。まだまだ足りないところはあるんですが(笑)。

他にはあります。気をつけてる点とか。

仕事面ももちろん、利用者さんに迷惑かけないようにとか。ヘルパーさんも不安のないように仕事をしてもらってるかとか、そういうことですね。

あとは、まず自分の健康管理ですね。自分が元気でないと、仕事は回らないし。風邪ひかないようにするとか、お腹こわさないようにするとか(笑)。

怪我せんようにとか。バイクにも乗るし、事故のないように乗らんとあかんしね、もちろん。まず、ほんとに体あってのことなので、体は大事にしてます(笑)。

あずさケアステーションの良いところは?

やっぱりね、若いというところですね。
個人でステーションをやってはるところとは、まあ年齢は私らぐらいとか、私らよりちょっと上の方がしてたりするので、ここはすごい若いっていう力はすごいと思います。

だからそれだけ幅広くヘルパーさんも来てくれるのは、若い人たちのおかげと思うんですね。もう発想が全然違いますしね、私らとは。

もう考えが凝り固まってるし、すぐ「前は…」とか経験があるだけに考えてしまうんです。「前はこうやった」とか「自分はこうしてた」とかにになるんですけど。

やっぱり若い人たちは前向いてるから。こうしよう、ああしようで、後ろのことじゃなくて、前を見てるすごいことだと思うんですよ。やっぱり若さっていうのはすごいなと思うんです。力が(笑)。

他に良い点はありますか?

年齢層が幅広いので、いろんな方と相談しあえますね。ヘルパーさん同士でも交流できるし、いろんな新しいことにチャレンジもしてもらえるんじゃないかと。

登録ヘルパーさんで、例えば初任者研修の資格しか持ってないけども、次に段々ステップアップしていける制度があったりとか。そんなんがあるので、これから上を目指して行く人なんかがいたら、ちょうどいいかなと思うんです。

どんな方に応募してもらいたいですか?

仕事はもちろんサ責の仕事ができて、あとはあずさの方針に沿っていただける方ですね。明るくて、やさしくて(笑)。
方針に沿ってもらうということは、やっぱりあの共感できる人、一緒に。

年齢はこだわりません。若い人でも、私と一緒ぐらいの人でもいいかなと思うんです。

将来の仲間になるようなかたに向けて何かメッセージがあれば。

専門職として誇りを持ってやってほしい、ということですね。ただ掃除してるとか、ただ洗濯してる、ただ調理してる、それやったら普通の家政婦さんだとか、それこそシルバーさんに来てもらうこともできるので、利用者さんのほうも。

そうじゃなくて、やっぱりヘルパーの資格を取って専門職としていってほしいんですね。そのためには、利用者さんの様子をまず確認して、利用者さんの変化に気が付いてもらうこと。生活に支障がないだとか、そういう気付きがちゃんとできる人…。

しかも、身体介護で体を触ることもできる仕事なので、すごく重要な仕事だと思うんですね。まず、お家の中に入らしてもらうという所から大変な仕事だと思うんですよ、普通の仕事と違って。利用者さんは自分のところに入ってもらうから、素のままだし。

そこに、気持ちとともに入っていって、利用者さんの変化に常に気づかって、今日は調子が悪いからおかゆさんにしたほうがいいかなとか、そういうこともちゃんと気遣える、そこで専門職を発揮できるので、そこら辺をちゃんと心掛けて、誇りを持って仕事をしてほしいですね。