堺市北区の訪問介護 あずさケアステーション

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サービス提供責任者

西脇 英莉奈さん30代・主婦

介護の世界に入られたきかっけは?

最初は病院の事務で働いてたんですね。病院の医局で、先生たちのサポートみたいな感じをしてました。その時に、あずさの前身の「つなぐ」で「人も足りないし、どう?」って聞かれた時に、じゃあいっぺんやってみようかな、とそんな気持ちで始めて。

東京にいたときに、同じ大学の友だちがちょうど介護の仕事に就いてたんですね。その子は施設で働いてたんですけど、割と自由で、お給料もちゃんとそこそこもらえて、休みもきっちりとれるから、「結構、そんなに思ってるほど大変じゃないよ。」とかって言ってて。

「あっ、そうなんだ」と思いながら。で、いずれ自分の親とか見るときに勉強してたほうがいいかなと。そういうきっかけで資格を取ったんですけど、仕事には就かずという感じだったんです。

でも紹介してもらった時に、週1日でも1件だけでも大丈夫、ということで、「あっ、そういう働き方もできるのか」という感じで。

訪問介護はどういう仕事かご存知だったのですか?

実際実習で行った時に、デイサービスと訪問介護、特養の見学があったんですね。ディサービスは自分にはちょっと向いてないなという思いがあって。

でも訪問介護だったら1対1なので、これだったら自分もできそうかなと。見学して実際やらせてもらった時に家事支援でさせてもらったんですね。そのお宅のお洗濯をさせてもらった時に、「これだったら私にもできるかな」ということで。

当時、身体介護はどうしても怖いという思いがあって、でも家事援助だったら普段、いつも自分がやっていることなので、できるかなという思いで始めて。ちょっと興味もあったので。

西脇 英莉奈

なぜ病院勤務から介護ステーションに移られたのですか?

病院は休みもちゃんともらえるし、連休ももちろんあったし、勤務時間は短いですけど、普通にお給料ももらえてたし、別に勤務的には何不自由ないというか不満とかもなかったんです。

ただ、やり甲斐がないというか、仕事をしてるという感じが全然なくて、毎日毎日同じことの繰り返しというんですかね。日々変化がなくて、新しいこともなく。

派遣で病院で勤めてたので、任せられる仕事っていうのももう決まってきてるんですよ。なのでほんとになんか働きやすいけど全然やりがいがないという、働いてる感じがしない。もう無の状態になっていました。

働いているっていう感じがほしかったですね。で、その時ヘルパーの掛け持ちで、最初は3件ぐらい家事支援で入らせてもらってたんですけども、ちょっと身体もどんなもんかなっと思って興味があって。ちょっと見学させてもらったんですね。

重たい重度の方と聞いてたんですけども、実際に行ってみたら、別にそんなことも…。思ってたよりも自分の中で身体に対する抵抗がなくなったというのもあって、それに「きれいになってすっきりしたわ」って言ってもらえると、やっぱりこう「ああよかったな」って。

西脇 英莉奈

事務仕事とはぜんぜん違いましたか?

やっぱり行った時の状態というのが毎回変わるので、「何でこんなになってしまったのかな」という追及とかがありますし、それでこの仕事ってやりがいがあるなぁって。

利用者さんの毎日には関われないですけど、行ったときの状態というのが大きく変わっていく、それに対して自分が対応して、その人の状態が維持できたりだとか、逆によくなったりとかが感じられるので、すごいやりがいがあるなっと思って。

こんなにやりがいがあるのなら、こっちに重きを置いてもいいかなと思って。

介護でも施設の選択肢はなかったのですか?

施設はなかったですね。施設は、資格取ったときに見学に行って、あんまりいい感情がなかったっていうか。みなさん忙しくしてるので、呼んでも、「ちょっとまってね」とか言ってて他の事をやったりとか。

やっぱり1対1で深く関われる、ということがない。その点訪問介護は、1対1で、まあ不安ももちろんつきものですけど、その方と深く関われる、というので自分にはあってるなと。せかせか慌ただしくしてるのが、自分の性格上合わないかなという感じがして。

サービス提供責任者というのはどんな仕事ですか?

いまは1日3件ぐらいですかね。以前は1日6件とか回ってたので、それに比べたらだいぶ減りましたけれども。
でも月に1回、その利用者さんのお宅に領収書を渡しにいくので、ちょっとお話をさせてもらったりとか、そういう感じで少しは関わらせてもらってますね。

西脇 英莉奈

サービス提供責任者の仕事でたいへんなことはありますか?

お互いがやっぱり嫌な気がなく、というんですか、お互いちょっと問題が起こったとしてもお互いすっきりして、不満残さず分かりえるように、物事を進めていくということが、難しいんじゃないかな…と。

例えば、ヘルパーさんから上がってくる報告と、利用者さんから実際聞いたことが、違うことがあるんですね。そういう食い違いが起こったときに、うまくお互いがね、言いたいことというか、思っていることとかをひきだして、それを解決していくっていうのが、ちょっと難しいかな…と。

それと新しい方のサービスの段取りとか、組み立てをするのが、まだ経験が少ないので、難しいですね。最初からこう、希望内容のはっきりした方ならいいですが、いきなり急に来て何が必要かなとなったりすると、まだうまく段取りが決められないっていうか…。

逆にやりがいを感じる時は?

ヘルパーさんが休みが重なってしまったりして、なかなか回らないけど、なんとか1日で回せた、ってときはホッとしますね。

行ったことがあるヘルパーさんに電話で聞いて、ちょっと1件だけでも行ってもらえないかなとか、いう感じで聞いたりします。

西脇 英莉奈

サービス提供責任者として気をつけていることはありますか?

新規の方には、ご家族も同席で、最初に関係者みんなで集まって今後についての会議をするんですけど、その時に家族さんの思いとかも聞くようにしています。家族さんの思いも取り入れながら、本人さんたちの要望もちゃんとかなえながら、やっていくようには心がけてはいます。

ご家族とご本人の意向がちがったりするんです。ご本人は「別にそこまでは・・・自分でできるからいいよ」と言ってても、家族さんは遠方で心配だから「やっぱりこのサービスも」と考えていたり。見守りというか安否確認のためでも来てもらいたい、いうこともありますので。

新規の利用者さんの計画書はどういうプロセスで作られるんですか?

最初にケアマネジャーさんから利用者さんのプランをいただきます。ケアマネさんのプランでは、利用者さんとケアマネさんとで話した最終的にはこうなりたいという目標を描いてあるので、それに基づいて、じゃあ1日1日でこういう状態になってたらいいね、長期的にはこういうふうになれたらいいね、というのを考えていきます。

西脇 英莉奈

西脇さんから見て、あずさケアステーションのいいところは?

みなさん、ウエルカムっていうんですかね、新しい人でもすんなり受け入れてくれるし、なじみやすい環境にあるってところですかね。あとは、みなさん真面目な方が多いです。真面目で素直。

他には、みなさん利用者さん想いです。「これ、こうした方がいいんじゃないの」とか提案をよくしてくれます。

サービス提供責任者として、どんな人に来てもらいたいですか?

サ責は、ヘルパーの現場も一部ありますが、あらゆる利用者さんと接することができるので、もっと多くの人と関わりたいとか、もっと多くの人を知りたいとか、そういうような人ですかね。私はいろんな人が見れるというのは、すごい魅力だなと感じますね。

あと、最終的にはサービス提供責任者になって、ヘルパーさんも利用者さんもまとめていきたいっという人でしょうかね。

西脇 英莉奈

あずさケアステーションへの応募を検討している人にメッセージを

未経験の人は、一緒にゼロから一緒にやっていきましょう!
経験者の方は、今までやってきた自分の経験を活かして、プラスアルファでもっとこのステーションを良くするように、がんばりましょう。
というところですかね(笑)。